診療科・部署紹介

放射線部

放射線部 課長

飯倉 啓晶

放射線科では、「医療を求める人の為に常に学習し、奉仕します」という目標を掲げ、日々、レントゲンやCT、MRI、マンモグラフィーなどの医療機器を用いて病気や怪我の画像検査を行っています。

導入機器

当院では、リウマチの患者様が多く来院されています。関節リウマチは免疫異常反応によって起こる自己免疫疾患と考えられています。関節にある滑膜が増殖し、炎症を起こし、しだいに軟骨・骨に影響を及ぼし、関節破壊や変形をもたらします。診断は症状、採血、レントゲンから総合的に行います。関節のX線撮影は関節リウマチに特徴的な骨の変形や破壊が見られるか検査します。

マルチスライスCT(16列)

16枚同時に撮影できる検出器を搭載しています。 最小0.625㎜の薄い画像が得られます。短い息止め時間で撮影できます。 リウマチ・膠原病の治療において肺の病気の検査は必要不可欠です。 CT検査がすぐできるということは非常に大きな安心となります。

骨粗しょう症

骨塩定量装置
測定例

近年の高齢化社会に伴い、骨粗しょう症への関心が非常に高まっています。骨粗しょう症になると、骨密度(簡単に言うと骨のカルシウム)が減少し、骨がもろくなり骨折が起きやすくなります。

そこで骨密度測定することによって、骨粗しょう症の予防や適切な治療に繋がります。

これらの検査を私たち診療放射線技師が行っています。ご不明な点がありましたらお気軽に声を掛けてください。