鵞足炎
ひざの内側の痛みの中の「鵞足炎」を紹介します。
ひざの内側には筋肉が集中してついている部分があります。日頃のストレッチがしっかり出来ていないと筋肉が硬くなりこの部分を引っ張る状態になり、痛みを伴ってしまいます。これが「鵞足炎」です。
サッカーのプレーの中では、急激なターンやストップ、またマークを外すためのチェックの動きをすることで、この周囲の筋肉にストレスがたまります。まずは、ストレスをためないように形だけでなく、しっかり意識したストレッチが大事になります。
ストレッチの内容としては、太ももの前と後ろの筋肉(大腿四頭筋・ハムストリングス)と太ももの内側の筋肉(内転筋)を主に伸ばします。しっかりと呼吸をしながら、気持ちがいいぐらいのところで伸ばしていきましょう。
また痛みが出てしまった場合のケアとしては、アイシングを行い安静にしましょう。また原因となる筋肉のストレッチをゆっくり行い筋肉の疲労を取り除いてあげましょう。これらのケアで改善が見られない場合は、病院での受診を勧めます。
今の年代が一番大切な時期であり、ボールにたくさん触れなくてはいけない時期です。このような大切な時期にケガをして練習の長期離脱は大変残念なことです。そのためケガを予防するためにもストレッチの習慣をつけていきましょう。