速くて正確なインサイドキック(2)
今回は、前々回紹介させていただいた「速くて正確なキックに必要な4つのポイント」のうち、残りの3つのポイントを紹介させていただきます。
まず2つ目は、「体幹部の向き」です。体幹(おへそ)を自分が蹴りたい方向、つまりパスラインに対して正対させることが重要です。これは正確なパスの軌道を作る条件の1つになります。
3つ目は「足首の角度」になります。足の角度(足関節)を90°で固めて、インサイドの「面」をボールに対して垂直にして蹴ることです。ボールへのインパクトの瞬間は、股関節~膝~足首がまっすぐになっていることが重要です。
このとき、前回紹介したポイント1つ目の「体幹部の位置・角度」を意識する事が大切であり、体幹部が崩れてしまうと足はまっすぐにはなりません。4つ目は、「軸足の膝の角度」であり、「膝を曲げない」ことで、「腰の位置を高く保つ」ことができます。
今後はこれらの4つのポイントを意識して、「きれいなフォームで、力強い、正確な、真っすぐな縦回転」のインサイドキックを身につけていきましょう。
<参考文献>梅沢康隆:ファンタジスタの肉体改造法