側弯症かも?と言われたら
2016年度から、運動器学校検診が開始されました。
運動器学校検診では、まず家庭で運動器の評価を行い、学校で学校医による検診を行います。
脊柱側弯症が疑われると、学校より書類をもらい、整形外科を受診するよう勧められます。
脊柱側弯症の多くは、痛みのない体幹の非対称性のみですが、高度に進行すると腰痛・背部痛・神経症状・呼吸機能障害などを起こすこともあります。
当クリニックの診察では、まず既往歴や現在の症状などの問診と、目視や触診による身体検査(特に前屈テスト)を行います。次に、レントゲン検査による弯曲角度(Cobb角)を測定し、側弯を引き起こす全身性疾患・脊椎の変形の有無・程度を診断します。学校の書類により判定は様々ですが、総合的に治療が必要かを判定します。
強度の変形または進行性の場合は、脊柱側弯症の専門外来のある病院へ紹介することがあります。専門外来での治療は、定期的にレントゲン検査を行う経過観察、装具の装着や手術療法などがあります。
軽度・進行性ではない場合、当クリニックでの治療は定期的なレントゲン検査・リハビリテーションを行います。リハビリテーションでは、ストレッチ・エクササイズ指導、マッサージなどを行います。側弯が進行しないようにセルフケア・リハビリテーションを行い、姿勢を良くすることが大切です。
※学校から側弯症の疑いありとの書類をもらいましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。症状改善には、早期発見・早期対応が効果的です。
※来院の際は、学校からの東広島市内の運動器検診精密検査実施医療機関の紙をご参考下さい.
参考文献:日本側彎症学会
病気がみえる vol.11 運動器・整形外科







