高齢発症関節リウマチ(EoRA)

関節リウマチの発症年齢には2つのピークがあり、比較的若い女性を中心としたピークと、高齢になってからのピークがあります。高齢者に発症する関節リウマチの特徴として

  • 男性患者の比率がその他の世代の関節リウマチに比して高くなる。
  • 肩、膝、手首、肘、足首など大きな関節を中心に障害される。
  • 太もも、二の腕などの筋肉痛を認めることがある。
  • 血液検査でのリウマトイド因子、抗CCP抗体などが陰性であることが多い。

などがあります。高齢化社会を迎えて患者さんは増加していますが、血液検査で関節リウマチに特徴的な検査が陰性であることがあり、診断が遅れることも多いです。 また、関節リウマチ以外の病気(血管炎など)の症状であることもあり専門的な診療を受ける必要があります。

高齢の患者さんは糖尿病、肺病変など、その他の病気を同時もっている事が多いため、治療が困難な場合も多く、個々の病状、生活レベルに合った治療を行うことが求められます。当院では、合併症に配慮しつつ、極力生活の質を落とさないように、比較的積極的に治療を行うようにしております。